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文字やロゴって提灯のどのように描くの?名入れ方法についてご説明!

文字やロゴって提灯のどのように描くの?名入れ方法についてご説明!

提灯って色々なデザインがあって、その中には名前や店名の文字名入れだけでは無く細かいロゴなどもあったり…。
一体、どうやって提灯に書いているんだろうと言うSワンくんの疑問を提灯専門スタッフに聞いてきましたので本ページにてご紹介させて頂きます!

オリジナル提灯の名入れはデザインや個数、納期等によりいくつかの製法がございます。
そして大きく昔ながらの伝統的な「手書き」、短納期・仕上がりも綺麗な「カッティングシート」、大ロット向けの「シルク印刷」、協賛名入れ用の「一筆書き」の4種に分かれ当ページには個別にご説明させて頂きます。

手書き

籠文字(太い文字データなど)

提灯の名入れを手書きで行う際は、通常の習字等の手書きとは違い、デザインデータを元にまず縁取りをし、そのあと中を塗っていきます。

文字を書くというより絵を描くようなイメージで製作しております。
その為、SPの卸の提灯製作実績を見て頂ければ、お分かりになるかと思いますが、手書きでも複雑なロゴデザインを綺麗に製作可能でございます。

ただ、手書きで提灯作成を行う関係上、デザイン内容によっては工数がかかりコストが高くなったり、にじみやムラが出る場合がございますので、味と捉えて頂ければ幸いでございます。

カッティングシート

カッティングシート(家紋やロゴなど)

カッティングシートはカットしたシートを貼り付ける製法になりますので、複雑なデザインでも手書きより安価に製作、そしてお急ぎのイベントや店舗オープンの場合にも対応が出来る短納期での制作が可能でございます。

また、手書きの場合に発生してしまう可能性がある色ムラが出やすいデザインもカッティングシートでしたら、ムラなく綺麗に提灯に再現が可能でございます。

カッティングシートと聞くと剥がれてしまうのでは?と心配になるかと思いますが、当、提灯名入れ専門店では一般のシートではなく、提灯用のカッティングシートを用いて作成を行いますので、畳んでも剥がれにくい仕様となっております。(無理に不可をかけたり長期間お使い頂くと剥がれる可能性はございます。)

シルク印刷

装飾用提灯の表面の名入れ方法

次にシルク印刷ですが、こちらはお祭りやイベント等で同じデザインの提灯を複数作る際に使われる製法となります。
版を製作し、オリジナルデザインの印刷を行いますので、個数が多ければ多いほど単価がお安くなります。

ですが、手書きやカッティングシートは出来上がった提灯に対して名入れを行うのに対して、印刷提灯はまず生地に印刷をし、その後で提灯の形に貼り合わせていきます。
その為、印刷範囲が限られておりますので、デザインを大きく入れたい場合は、手書きやカッティングシートの方がいい場合もございます。

一筆書き

書道のように一文字を一筆で描く手法

一筆書きはその名の通り、一筆で書く手法になります。
一般的な手書きの名入れは最初に縁取りを行った後に中を塗っていくのに対し、一筆書きは職人が書道のように一筆で書いていきます。
その為、通常の手書きと異なり、書体の指定や名入れ位置の細かい指示は出来ませんが、その代わりに安価に製作することが可能となります。

仕上がりも職人の癖が出ますので、味のある仕上がりとなる主にお祭りや神社・お寺の協賛名入れ提灯の特注製作に使われる定番手法です。

今回は、ちょっと複雑な提灯の名入れをご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
SPの卸には提灯の製作実績豊富なスタッフが常駐しておりますので用途・制作数量・デザイン内容に応じて上記の4つの製法からベストな作成方法をご提案させて頂いております。ご不明点はお気軽にご相談下さい!
この度もお読み頂き誠にありがとうございます!!