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巾着とは?名前の意味や歴史、巾着の魅力と用途も解説!

巾着は店舗ノベルティから展示会の記念品、物販グッズまで、幅広いオリジナル製作に活用されています。
使う機会も貰う機会も多いアイテムですが、巾着とはどのようなものか、なぜ巾着という名前なのかご存じでしょうか?

今回は、巾着とはどのようなもので名前にどのような意味があるのか、歴史も踏まえて解説します。
巾着の魅力と用途についてもご紹介していますので、お読みいただければ、なぜ激安オーダーメイドに人気があるのかわかるはずです!

目次
  1. 巾着とはどんなものか
  2. 巾着の歴史
  3. 巾着のメリット
  4. 巾着の利用用途
  5. まとめ

巾着とはどんなものか

巾着とは、口を紐で縛ることが出来る小型の袋と定義されています。
袋のような見た目からは、なぜ名前が巾着というのか見当がつかないことでしょう。
では巾着とはどういう意味を持つ名前なのか、解説します。

名前の意味・由来

巾(布切れ)・着(身に着ける)

巾着の「巾」は「布切れ」、「着」は「身につけること」を意味します。
つまり巾着とは、「身に着けて持ち運べる布切れ(袋)」という意味に由来する名前なのです。
時代劇でも描かれている通り、昔の人は巾着に貴重品を入れて肌身離さず身に着けていたため、「着」という漢字が名前に使われているのも納得できます。

英語では、巾着とは「ドローストリングバッグ(drawstring bag)」という名前で呼ばれている日用雑貨です。
ドローストリング(drawstring)は衣服に紐を通し、紐を絞ることでサイズやシルエットを変えられるデザインのこと。

巾着とは、日本語では用途、英語では見た目から名前がついたものというわけですね。

巾着が由来になった馴染みの言葉

腰巾着・イソギンチャク・チャック

日本語には、巾着が由来になって生まれた言葉や慣用句があります。
人や生き物の例えに使われる事が多く、それほど巾着が日常的なアイテムだったという事が伺えます。

腰巾着

目上の人について回り、機嫌を伺う人のことを指す慣用句。
巾着とは腰に付けて常に持ち歩くものであったため、主人にピッタリ離れない人の姿が巾着に例えられました。

イソギンチャク

触手を縮めて巾着のようにすぼむ姿から、その名がつけられた海の生き物です。
ちなみに英語では「シーアネモネ(sea anemone)」と言い、巾着ではなく花に例えられています。

チャック

洋服やバッグの留め具であるチャックは、実は巾着が由来となった日本ならではの名称です。
1927年に広島県の尾道市で日本発のファスナーが販売された時、巾着のようにしっかりと閉まる事から「チャック印」と名づけられ、その呼び名が世間に広まりました。

巾着の歴史

江戸時代には庶民の日用品として定着

巾着とは、火打石を入れるための火打袋が変化したものだと言われています。
どこの国が発祥なのか、起源は特定し難いのですが、古代から巾着は世界各国で貴重品や道具を収納するために使われていました。

日本では平安時代に、刺繍や絵柄を名入れした巾着が女性たちの間で流行したそうです。
江戸時代になると、その使いやすさから庶民の日用品として定着するようになります。
巾着に小銭を入れて腰にぶら下げて携帯する人が多く、それを盗もうとするスリのことを「巾着切り」と呼んでいました。

収納道具から想いが込められた必需品へ

守り袋(お守り)・奉公袋・慰問袋

昔から、巾着とは実用的な収納道具であったことが伺えます。
しかしそれだけではなく、歴史の中で単なる袋以上の価値を持った巾着も誕生しました。

守り袋

守り巾着とは、寺社のお守りが入っている小さな巾着のことです。
明治時代末期に、三越呉服店が印籠の形に着想を得て長方形の守り巾着を販売するようになりました。
この形が現在のお守り袋に受け継がれ、心願成就の想いが込められた巾着として今でも浸透しています。

奉公袋、慰問袋

奉公袋とは、明治から昭和の徴兵制があった時代、兵士が戦地へ赴く際に必要な身の回りの品を入れるために使っていた巾着袋のことです。
慰問袋は兵士の気持ちを慰め、士気を鼓舞するために、日用品や嗜好品、家族からの手紙などを入れて贈った巾着のこと。
どちらも木綿で製作された簡素なものではありましたが、兵士の活躍と無事を願う家族の想いが込められていました。

巾着のメリット

巾着使用時

巾着とは下記のような実用的なメリットがあるアイテムで、ノベルティや記念品の発注といったオリジナルプリント作成にも活用されています。

収納力が高い

巾着は袋状になっているため、入れるものに合わせて形状を変えられます。
そのためマチが無いタイプであってもかさばる物をしまえて、収納力が高いことが大きな特徴です。
当通販店が販売している巾着はほとんどマチなしですが、最小のSSサイズであっても、見た目以上の収納力があります。
また中には、底が安定してお弁当箱を入れるのに丁度良いマチ付きの巾着もございます。

かさばらない

中身の入っていない状態の巾着は、平べったくてかさばりません。
かさばらないため記念品にお渡ししても持ち帰りに困らず、お客様に気軽に受け取ってもらえます。
企業・店舗側も、しまう場所を広く取らないので在庫の保管がスムーズです。

そのまま持ち出せる

江戸時代にはバッグやお財布の代わりに活躍していた巾着。
口を絞るための紐は長く仕立てられているので、紐を手首に巻きつければバッグのようにして持ち出せます。
最近では、口を絞る紐と別で持ち手を付けた巾着型のトートバッグもファッションに人気です。

巾着の利用用途

ポーチとして・バッグとして・ラッピング放送として・防災バッグとして

最後に、巾着とはどのように活用されているグッズなのかご紹介します。

ポーチ

コスメやモバイルバッテリーなど、日常に欠かせない小物を収納するポーチの代わりに巾着が活躍。
小さいものは普段使い用、大きいものは旅行用と、いくつあっても使い道に困りません。

バッグ

先述したとおり、巾着はバッグの中に入れなくてもそのまま持ち出してバッグのように携帯できます。
口を絞れば中身が飛び出してしまう心配がなく、保冷バッグや大型のエコバッグにも巾着型のものが好評です。

ラッピング包装

プレゼントやギフトセットのラッピングに、包装紙ではなく巾着を特注制作する店舗が増えています。
紐をリボンのように結ぶだけで華やかなプレゼントになり、店名やブランドロゴを印刷することで特別感を演出。
ラッピングを開封した後も使用できて、実用性にも優れています。

防災バッグ

巾着の収納力の高さ、かさばらないコンパクトさ、そのまま持ち出せる手軽さは、緊急時にも役立ち防災バッグに最適。
小型のものであれば、普段使いのバッグに入れて常に携帯できる防災セットになります。
大型サイズは、自宅やオフィスに備える防災グッズの収納に便利です。

まとめ

オリジナル巾着の名入れ制作を通販ならではの格安価格で承る当店が、巾着とはどのようなものか、名前の意味や歴史に触れて詳しくご紹介しました。
特に学生や女性はおしゃれで可愛いプリントの巾着を好む方が多いかと思いますが、日本人が巾着を日常的に使う傾向は、昔も今も変わらないようです。

巾着とはどんなメリットを持ち、どのような用途で使われているのかを知れば、オーダーメイド印刷の定番アイテムとして選ばれているのにも納得できますね。
当店では特注巾着の激安注文・作成を承っておりますので、興味がありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ!

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