トートバッグの持ち手の長さはどう選ぶ？持ちやすさで訴求力UP！

トートバッグ

一般的にトートバッグの持ち手のサイズは、「持ち手の幅（W）×持ち手の長さ（L）」と表記されます。
長さとは、トートバッグの口から反対側に向かってU字状に取り付けられている持ち手全体の長さのことです。
サイズ表記を元にメジャーで持ち手の長さを確認するときは、その長さを実際に腕や肩に通して使用感をイメージしてみましょう。

マルシェバッグなど

エコバッグの名入れ製作に人気のあるマルシェバッグや折りたたみバッグなどは、測り方が先ほど紹介した表記と異なる場合があります。
平置きの状態で寸法される事が多く、持ち手の長さは袋口から折り返し地点までの長さ、つまり持ち手の高さになってしまうのです。
そういった測り方を採用する一部のトートバッグは、持ち手の全体の長さはサイズ表記の約2倍と想定して下さい。

肩掛け

A4サイズ以上のトートバッグのスタンダードな持ち方が、肩掛けです。
両手が自由に使えて利便性が高まることから、通勤バッグやお出かけのメインバッグに肩掛けできるトートバッグを選ぶ方も多いのではないでしょうか。

肩掛けに必要な持ち手の長さは、50cm以上。
55cmほどあれば、女性が肩掛けしやすいトートバッグになります。
男性をターゲットにしてプリント製作する場合や、厚手の上着を着用する冬季のノベルティにトートバッグを発注する場合は、56cm以上の持ち手が肩掛けしやすくて喜ばれます。

手持ち＆肘掛け

手持ちと肘掛けは、ランチバッグやエコバッグによく使われる持ち方になります。
オープンキャンパスや会社説明会の資料配布バッグも、手持ちや肘掛けに対応している長さの持ち手がほとんどです。
30cm～40cm前後の持ち手を選ぶと、トートバッグを地面に引きずることなく手や腕で持つことができます。

何を入れるか

ノベルティの配布シーンによっては、トートバッグに何を入れるか具体的に想定できる場合があります。
例えば展示会。
書類に加えて、ときには商品サンプルを貰うこともあり荷物が増えますよね。
複数のブースを回る大規模な展示会では、手持ちタイプよりも肩掛けできるトートバッグの方が喜ばれることでしょう。

中に入れるものが軽くて小さいものなら持ち手の長さは短め、重くて大きいものなら長めがお薦めです。

誰が持つか

持ち手が短すぎると肩掛けできなくなり、長すぎると手持ちではバッグの底部分を引きずってしまいますが、これは持つ人の身長にも左右されます。
特にお子様用のトートバッグを注文するのなら、注意が必要です。
持ち手が長いと、持ったときや教室机のフックに掛けたときに地面に着いてしまうことがあります。

大人用のトートバッグであっても持つのが男性か女性かによって使い心地に違いが生じる為、ターゲットに合わせた長さを選びましょう。

バッグ本体とのバランス

トートバッグ本体の大きさにも、注目してみて下さい。
バッグの大きさに対して、持ち手の長さのバランスは整っているか。
これはトートバッグの使い心地だけではなく見た目の良さにも影響します。

本体が小さいのであれば、持ち手は短い方がベターです。
小さいトートバッグに対して持ち手が長いと、中身が取り出しにくくなります。
大きいトートバッグには、重たい荷物を肩掛けにしてラクに持ち運べるように長い持ち手が適切です。

【簡単持ち手リメイク1】持ち手を短くする場合

長い持ち手を短くしたいのであれば、リメイクの方法は様々です。
持ち手をトートバッグ本体の中に向かって丁度良い長さに折りたたみ、クリップで留めれば短く調節できます。
手芸が得意な方は、縫い付けたり切ったりしても良いですね。

また、中身をパンパンに詰めた重たいエコバッグの持ち手を短くしたいときは、持ち手を結んでしまえば手持ちに持ち替えても地面に擦れることがありません。

【簡単持ち手リメイク2】持ち手を長くする場合

持ち手の短いトートバッグを肩掛けできるように調節したい場合、持ち手そのものを長くするのは自宅では難しいです。
そこで、思い切ってショルダーバッグにリメイクするという方法があります。
手芸用クリップや金具、市販のショルダーベルトを付けて、肩掛けもできる2WAYトートバッグに変えてしまうのです。

最近では、格安な価格でお洒落なショルダーベルトを雑貨店で購入することが出来ます。