扇子の印刷製法について
当ページでは、扇子の扇面や親骨にオリジナルデザインをプリントする際の製法についてご説明をさせて頂いております。国内・海外によっても扇子印刷方法が変わってきますのでお時間がある際にご一読下さいますと幸いでございます。
扇面の印刷方法
- オフセット印刷
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オフセット印刷は100本以上の海外生産のオリジナル紙扇子の製作方法となり印刷機の中に扇面となる紙を通し4つの色(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)の4つの色を刷り重ねる事で色を再現するプリント方法となります。現在、主流となっている製法となり短時間で大量かつ鮮明にフルカラープリントを行える特徴がございます。
- 昇華転写
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オリジナル布扇子のオーダー作成の際に用いる定番の制作方法。(100本以上の海外生産時)デザインを布に直接では無く転写紙と呼ばれる紙に昇華型インクを用いて印刷し、布と貼り合わせて高温で加熱させる事によりインクを染み込ませる方法となります。布扇子自体にデザインが描かれたインクを染み込ませるので自然な仕上がりで特注製作が可能となります。
- インクジェット出力
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国内生産の紙素材のオリジナル扇子を製作する際に用いるプリント製法。製版などを作成せず紙直接にインクを吹き付けデザイン再現する手法となります。その為、小ロットの扇子作成でも激安価格で販売が可能となります。
親骨の印刷方法
- レーザー
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グラスやボトルなどでも行われるレーザー掘り加工で親骨部分に対して名入れデザインを再現するプリント方法になります。
当店にて行わせて頂く親骨名入れ扇子の製作方法のスタンダードな製法です。
- パッド印刷
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シリコンパッドの弾力を活かし平面だけでは無く曲面など凹凸部分にも印刷が可能なパッド印刷。
小さな文字や細かな絵柄も扇子の親骨に対してプリントが可能な制作製法となります。