オリジナルのぼりで女性集客に販促効果の高いデザインと活用例をご紹介！

目立つのぼりとお洒落なのぼりの違い

目立つのぼりとお洒落なのぼりの決定的な違いは、名入れ印刷された情報から店舗のイメージがどのくらい想像できるのかにあります。

ラーメン屋を例に比較してみると、目立つのぼりというのは店舗の看板商品である「ラーメン」の文字が大きく印刷されているものです。
配色も赤や黄色を使った賑やかなデザインで、一目見ただけで何のお店かわかりやすく、手短にランチ休憩を取りたい人や運転中の人などには高い集客効果が得られます。

しかしこちらののぼり旗を見たのがランチの場所を探していた女性だった場合、庶民的で賑やかな雰囲気があり一人では入りづらいと感じさせてしまうかもしれません。
また他店との違いが伝わらず、「別の店を探そう」と入店してもらえない場合もあるでしょう。

それに対して「ラーメン」の文字をやや控えめにプリントし、中国風のイラストを添えたのぼりは見た目がお洒落かつ落ち着きのある雰囲気を連想させるので、女性一人でも入りやすいイメージを与えます。

お洒落なのぼりは女性集客に効果的

お洒落なのぼりは、店舗の細やかな情報をデザインや名入れする文字に取り入れることで「どんなお店なんだろう」と想像力を掻き立てる販促ツールになります。

この想像力を掻き立てるデザインこそ、女性に好まれるポイントです。
のぼりのデザインがお洒落であれば、そのデザインからお店の印象を「美味しそう」、「ゆっくりくつろげそう」など具体的に想像できます。

女性の「共感脳」を刺激し、想像力を掻き立てるデザイン

脳科学の研究において、男性は「目的脳」、女性は「共感脳」を生まれつき持っていると言われています。

「目的脳」は目的のためには寄り道をせずまっすぐに目的にたどり着きたいという傾向が強く、シンプルで目的達成へのルートがわかりやすい情報を好みます。
一方で「共感脳」は目的を達成するまでの寄り道を楽しむ傾向があり、求めている情報の他に魅力的な情報が得られると思わず想像し、共感してしまうのです。

のぼりのデザインに置き換えると、女性の注目を集めるのぼり旗とは女性の共感脳を刺激するような想像力を掻き立てるものが好ましいということになります。
以下の３つの項目から、具体的にどのようなデザインが女性の共感脳に効果的なのか見ていきましょう。

色

のぼりを見た時に想像力を掻き立てる大きな要因の一つが、色です。

青色から夏の空を連想したり、ピンク色を見て春の桜を連想したり、私たちは色に対するイメージを持って生活しています。
自然や国などの具体的なイメージの他に、色のイメージから優しさや明るさのような雰囲気を伝えることも可能です。

そのため、特注のぼりには看板メニューやお店の雰囲気を想像させる色を使うと女性からの共感が得られます。

フォント

文字のフォントも、男性と女性ではのぼりを見た時の印象が異なります。
販促用のぼり旗でよく使われるフォントとして太くて文字が目立つゴシック体が人気ですが、ありふれていて想像力を掻き立てるようなデザイン性が感じられません。
女性の集客効果を増やしたいのであれば、フォントにもこだわってみましょう。

スイーツが人気のカフェであれば可愛らしい丸みを帯びたフォント、高級感のあるエステサロンであれば華奢な筆記体というように、お店のイメージに合わせたフォントを選ぶのがお薦めです。

イラスト、写真

販促用ののぼりをデザインする際、文字と一緒に商品のイラストや写真をプリントする事例は数多くございます。
女性にアピールする場合もこのようなデザインは効果的ですが、お店により親しみやすいイメージを持ってもらうためには、販促目的のイラストの他に装飾目的のモチーフやマークを印刷するのも有効です。

かき氷ののぼりを例にしてみると、一般的にはかき氷の文字とイラストがデザインされた販促用のものを思い浮かべます。
そこに冷たさ・寒さを連想させる氷の結晶やペンギンのイラストなどを装飾として追加すると、キンキンに冷えたかき氷のイメージが明確に伝わり、女性特有の共感脳が刺激されるのです。

女性向けサービスの宣伝でお得感・入りやすさをアピール

レディースデーや女子会プランなどを導入している店舗であれば、女性に嬉しいサービスをPRしたのぼりで女性の集客効果を伸ばすことができます。
女性向けの販促サービスがあることを掲出すれば、女性客は「自分も入りやすそうだな」と親しみを感じられて来店しやすくなるのです。

また、女性の多くは「限定」という言葉に弱いもの。
レディースデーののぼりに「本日限定」などの言葉をプラスすることで、入店を迷っている女性客の後押しになります。

居酒屋

会社帰りのサラリーマンが立ち寄るイメージの強い居酒屋。

賑やかなデザインの居酒屋ののぼりはわかりやすく目立ちますが、昭和レトロな色合いとイラストで女性も入りやすいお洒落なのぼりを製作しました。
柔らかいフォントの文字は余白があり、圧迫感がなくて１人でもデートでも気軽に入れるような落ち着きを感じます。

美容院

モノトーンカラーのシンプルなのぼり旗は男女共に落ち着きのある印象を与えますが、女性が美容院に求めるお洒落さがいまいち感じられません。
パステルカラーを使い、女性の目に留まりやすい可愛らしい色ののぼり旗に仕上げています。
オーガニックのシャンプーやトリートメントを使用している美容院では、自然を連想させる花や植物のモチーフをのぼり旗にデザインするのも販促には効果的です。

フィットネスジム

フィットネスジムに掲出するのぼりのデザインとして、トレーニングしている人の写真をプリントしたものは視覚的に説得力があります。
しかし女性の目線からは、「厳しくてついていけないかも」というマイナスなイメージを与えてしまうこともあるので注意が必要です。

写真よりも優しい印象を与えるイラストを使用し、色は健康的なイメージを喚起させる緑を基調にして初心者や女性も体験してみたくなるように意識しました。