のぼりとは?意外と知らない歴史や旗との違い、活用方法を解説!
街中を歩いているときや運転をしているとき、のぼり旗が立っていると自然と目に留まりますよね。
のぼりは人目を引き付ける馴染み深い販促ツールですが、のぼりとはどのようなものなのか、活用シーンがどれくらいあるのかは意外と知られていません。
そこで、今回はのぼり旗のプリント制作を通販ならではの激安価格で承り販売する当「SPの卸」が、のぼりの歴史や旗との違い、具体的な活用方法などを詳しく解説します!
オリジナルのぼりのオーダー発注を検討されている方は、ご注文される前に参考にしていただけると幸いです。
- 目次
のぼり旗とは
のぼりは日本で誕生した旗ですが、日本人であってもその定義や歴史を知る人は少ないのではないでしょうか?
のぼり旗の定義と誕生した歴史的背景について、詳しく紹介致します。
のぼり旗の定義
日本独自の文化によって誕生したのぼり旗は、上辺と長辺の一方を竿に括り付けた旗の形式の一つであると定義されています。
生地にはチチとよばれる竿に括り付けるための輪っかが付いており、チチに竿を通して設置するのが一般的です。
現在では竿の代わりにポールを使った宣伝用の旗として使われる場合がほとんどで、中にはポールが外から見えないようチチを付けずに生地を袋状に縫い付けたのぼりもございます。
時代の変化に応じて材質や仕立ての多様化による違いはあるものの、定義そのものは昔から変わっていません。
コンビニやガソリンスタンドの店頭など、のぼり旗は私たち日本人にとっては日常的に見る販促ツールです。
しかし海外には韓国や台湾などのアジアの一部を除いてのぼり旗が使われておらず、外国人観光客のほとんどが日本に来て初めて目にするのだとか!
外国人の方にとっても「日本らしさを感じるクールな広告」として興味を引くようで、人の目を惹きつけるという意味を持ったのぼりの宣伝効果の高さが伺えます。
のぼり旗の歴史
人の注意を惹きつけるのぼりは、日本の歴史において戦で敵軍と自軍を識別するために製作されたのがはじまりだと言われています。
その歴史は平安時代まで遡り、木の棒に長い布を括り付けた「流れ旗」がのぼり旗のルーツです。
やがて室町時代になると同族の武家同士による戦が絶えず、簡易的に取り付けた流れ旗では敵と味方の識別が困難になりました。
そこで発案されたのが、布地の2辺を竿に括り付けることで見やすくなったのぼりです!
戦国時代にはのぼりが軍旗として使われるようになり、徳川家康の三つ葉葵のように家紋を名入れしたもの、武田信玄の風林火山のように兵士を鼓舞する意味を持った言葉を名入れしたものなど、今世にも歴史に残る印象的なデザインののぼり旗が数多く誕生しました。
のぼり旗は漢字では「幟」と書き、辺の「巾」は布を指し、つくりである「音」と「戈(ほこ)」は「武器に目印をつける」という意味があります。
歴史的な背景から「人の注目を集める」という意味を持ったのぼり旗は、現代でも多様化するマーケットで売り上げを獲得するための目印や大勢が集まる場所で目立つための装飾として活用されているのです。
のぼりと旗の違いとは
のぼり旗は旗の形式の一種として定義されていると先述しましたが、両者に具体的な違いはあるのでしょうか?
旗との違いを、以下の3つの項目に分けて比較してみました。
仕立て方法
のぼり旗はポールに取り付ける為、縦と横の一辺ずつにチチを縫い付けて仕立てるのが一般的です。
旗は設置環境がさまざまで、取り付け方法によって仕立てが異なります。
紐で取り付ける場合はハトメ加工、手旗のようにポールに取り付ける場合は棒袋加工が施されています。
形状・サイズ
のぼり旗の形と聞いてイメージできるのは縦長の形状1種類しかありませんが、旗は横長だったり三角形だったりイメージする形状が人それぞれです。
このことから、のぼりとは旗の中でも形状が縦長に定義づけられたものであることがわかります。
通常のぼりのサイズは横1:縦3の比率に基づいていて、w600mm×H1800mmがスタンダードサイズです。
それに対して旗は横3:縦2の比率に基づくサイズで制作されることが多く、サイズの定番は社旗や安全旗など用途によって変わります。
それぞれの比率に基づき、のぼりも旗も屋外に掲出する大型サイズから片手で持てるミニサイズまで作成可能です。
お薦め生地の違い
基本的にのぼりとは販促ツールの中でも消耗品として発注するものなので、当店を含め、プリント製作専門店の大半が薄くて激安価格の化繊生地・ポンジをお薦めしています。
しかし、旗は手旗のような短期使用の消耗品から学校旗のような長期使用のものまで用途が幅広く、化繊生地や綿などお薦めの生地は作成目的によって異なります。
のぼり旗の活用シーンとは
のぼりとは、人目に付く場所に設置して宣伝広告や看板のように通行人を引き付ける意味を持った販促ツールです。 具体的な活用シーンの例には、以下のようなものが挙げられます。
店舗の宣伝
のぼりのプリント製作事例として多いのが、新装オープンや商品、サービスをPRする店舗の宣伝です。
通行人の目に留まる特注のぼりは、多くの人にお店の存在を知ってもらう良いきっかけになります。
とりわけ、飲食店では季節限定メニューのような定期的に入れ替わる商品の宣伝には格安の名入れのぼりが最適。
「営業中」や「ランチタイム」など営業時間に関連する文字を印刷したデザインも、外からわかりやすくお客様を呼び込むには有効です。
イベント・スポーツ会場の装飾
大勢の人が集まるイベントやスポーツ大会の会場においては、のぼり旗が装飾として活躍します。
イベント内容を宣伝するだけではなく、試合会場やショーの日程を案内する看板代わりにも人気です。
カラフルなオリジナルのぼり旗は会場を華やかに彩り、ムードを盛り上げるのにぴったりですので、名入れデザインは写真やイラストを印刷したカラフルなものが好まれています。
神社への奉納・参拝効果の宣伝
神社を参拝した際に、ずらっと並んだのぼりを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
神社の名前やご利益、奉納金を収めた事業者の名前を印刷した神社のぼりは、祀られている神様と神社への感謝の意味が込められたのぼり旗です。
鳥居に飾るような大型ののぼり旗は社紋をプリントした和の趣があるデザインが好まれ、奉納のぼりの中には神様のキャラクターを印刷したキャッチーなデザインもあり、どちらも参拝効果の宣伝に活躍します。
その他
他にも、人目に付きやすいというのぼり旗のメリットを活かした用途は多数ございます。
交通ルールを守るように促すもの、災害時に避難所の場所を意味するもの、選挙活動の応援に使うものなど、活用シーンは実に豊富です。
宣伝効果の高いのぼり旗の名入れ作成は、「SPの卸」にお任せ下さい
当「SPの卸」では、看板メニューを宣伝する飲食店様ののぼり旗からイベント会場を目立たせるのぼり旗、伝統を感じさせる神社のぼりまで、これまでにさまざまな活用シーンにおけるオリジナルのぼりのオーダー制作を承ってまいりました。
通販専門店である当店では激安価格によるプリント印刷が可能ですので、複数の店舗・会場に手配する特注のぼり旗の大量注文もお任せ下さい!
のぼり旗の名入れ製作に精通した専門スタッフが駐在しておりますので、初めてオーダー作成を検討されている方もお気軽にご相談いただけます。
まとめ
のぼり旗とはどのように定義されているものなのか、旗との違いと具体的な活用方法を合わせて紹介致しました。
日本独特の販促ツールであるのぼりは宣伝広告や目印、装飾としてのインパクトが強く、高いPR効果が期待できます!
その定義や歴史、特色を知ることで、オリジナルのぼり旗の訴求力と街頭に設置される意味に納得していただけたのではないでしょうか?
「SPの卸」では活用シーンに合わせた特注のぼりを格安価格にて販売・作成しておりますので、のぼり旗を発注される際はぜひ当店でのオーダー制作をご検討下さいませ。
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