バックパネルに使われる生地って?メリット・デメリットを包み隠さずご紹介
Sワン君から本日は、販促マスターからの豆知識バッグパネルの生地にスポットを当ててご紹介したいと思います!
生地はお客様オリジナルデザインをプリントする部分となりフレームサーズなどもそうですけど重要度の高い事項となります。お時間があります際にご一読頂けますと幸いでございます!
さあ、今回も張り切って解説しちゃいます♪
バックパネルの定番生地は一体どんな素材?
最も一般的に多く使用される生地は、トロマットと言うデザイン映えするクセの無い生地目で且つ程よい厚さのポリエステル素材です。
トロマットのメリットについて
最も多くバックパネルのメディアに使用され、化繊の中では耐久性が高いのに大きいサイズでも実は比較的安価にデザインをプリントした特注製作が可能です。
ブース装飾としてご使用される際には、テーブルクロスやタペストリーにも用いる為、ブース全体を同じ生地に揃える事で統一感ある見た目に彩る事も可能となります。
トロマットのデメリットについて
厚みもありコストも抑えられるトロマットですが、デメリットもございます。
まずはオリジナル製作が出来る生地幅が限られており、大きいサイズのバックパネルを1枚の生地で製作する事ができない点です。
その為、2枚のトロマット生地を繋ぎ合わせて製作するため、どうしても幕の中央辺りに縫製が入ります。
極力目立たないようにデザインに応じて臨機応変に綺麗に繋ぎ合わせますが、それでも近くで見れば縫製は見えてしまいます。
バックパネルのデザインに市松模様が多く使用されるのは、実は生地の繋ぎ目を格子部分を利用して自然に隠す事ができるという理由もございます。
ただ、最近ではお写真を載せたり、大きなロゴマークを中央に配置するようなデザインも増えてきました。
そして1枚の生地で繋ぎ目を入れずに製作したいというご要望も多く頂きます。
トロマットの1つ目のデメリットを解決する事ができる生地が、生地幅の広いトロクロスという生地です。
大きなバックパネルを、トロマットよりコストは多少、割高となってしまいますが生地を繋ぎ合わせることなく製作できる為、デザインの自由度も今までよりも格段に上げる事が可能です。
二つ目のデメリットとして、トロマットには遮光性がないという点です。
そもそもバックパネルのご使用用途では光を遮るパーテーションの代わりとして作成する事は無い為、必要は無いように思えますが光を通すことでデザインによっては骨組みが多少透けてしまうことがございます。
特に、白い箇所が多いデザインや、光を集めやすい真っ黒なデザインはバックパネルが受ける会場の照明の強さにより若干ですが骨組みを透けさせてしまう可能性もございます。
その際には骨組みを透けさせない為、遮光性の高い生地として使用されるのが、遮光スエードやシャドウファブリックという生地です。
遮光スエードは、トロマットと同じように生地幅が広くない為、2枚の生地を繋ぎ合わせて1枚のバックパネル用の幕にします。
シャドウファブリックについては、生地幅もとても広いため、光を通さないだけではなく、1枚の生地で、繋ぎ目も入らずに製作が可能です。
最近では、インスタスポットに使用されたり、ダンスイベントの背景に使用されたりと、おしゃれなデザインがすごく増えてきています。
時代のニーズに合わせて、生地の種類や骨組みの種類も徐々に増えてきていますので、バックパネル製作でお困りの点、お悩みの点などがありましたら、いつでもお気軽にSPの卸の専属スタッフまでご相談ください。
本日もご一読ありがとうございました!