フルオーダー法被に使われる生地って一体どんな違いがあるんだろう…徹底解説！

前回のオリジナル法被製作で大事な「フルオーダー」と「セミオーダー」って一体、何が違うの？をご覧になりたい方は　⇒こちらから

２回目のご紹介となる【特注法被】！
今回は仕立て、デザインに至るまですべてオリジナルで仕上げる【完全フルオーダー法被】について更に深堀して、デザインを実際に再現する生地の特徴を特化して違いをご紹介いたします！

全面にオリジナル柄が可能で、サイズも自由に製作できる【完全フルオーダー法被】ですが、重要になってくるのが生地選びになります。

フルオーダー法被生地【綿素材の種類】

まず一般的にお祭りや、消防行事の衣装などに使用されるのが綿生地の昔ながらの本格的法被です。
和の風合いを持つ綿生地ですが、その種類は様々。

まずは定番のシャークスキン綿

中厚のシンプルな平織り生地・目の詰まった織りの為、本染めでオリジナル製作を行いますが細かいデザインも得意とする万能なフルオーダー法被生地になります。

続いては薄手の天竺木綿

薄手の生地の為、清涼感があり夏場に大活躍の生地になります。
お値段もシャークスキンより安価に製作可能で、お祭り団体や自治体様そしてイベントスタッフ用に大量に法被を製作する際にはお勧めの生地になります。

風合いと高級感を持つ人気生地スラブ綿

こちらが生地自体にランダムなヨコシマの織柄が入っております。
またハリがあり厚手の生地なので実際に、こちらのスラブで法被を製作したときには独特の高級感を持ち合わせる事が出来るこだわりの綿生地となっております。

消防半纏といったらこれ、刺子

消防団の凛々しい出初式や火祭りなどに用いられる法被の大定番素材がこちらの「一重刺子」です。
黒糸と白糸を交互に織った丈夫な厚手生地で、他とは比較にならないくらい重厚感が醸しだされます。

フルオーダー法被生地【化学繊維素材の種類】

次に紹介するのが企業のイベント法被やアニメやアイドルグッズでの制作に最適な化学繊維のフルオーダー法被の生地をご紹介。
綿生地を使った本格的な法被は必要ないけど「全面プリントをして目立たせたい！」「光沢感のある生地で法被を作りたい！」そんな法被製作イメージをお持ちの際におすすめ！

まずは定番の化学繊維トロマット

一般的なポリエステル系素材の中では、やや生地に厚みがあり丈夫な素材です。
法被だけでなく様々な用途で利用されます。色も鮮やかに表現する事が可能。

そしてアニメグッズ法被として最適なのがスエード

しなやかな肌触りと光沢に特徴がある生地で発色もよく、アニメやアイドル向けの法被生地として人気です。
タペストリーを作る際もアニメ・同人グッズの販促物を作成する際は、ほぼこちらスエード生地が採用されます。

今回は代表的な生地を紹介しましたがSPの卸では他にも様々な生地で法被を再作することが出来ます。

サイトに掲載している生地だけでは無く掲載をしていない生地サンプルに関しても取り寄せ可能であれば、お送りする事も可能ですので気軽にお問い合わせください。