和紙?ビニール?それとも和紙風?提灯の素材による特徴を販促マスターが大解説!
こんにちは!Sワンくんです!みなさんは提灯素材についてご存じでしょうか?実は和紙・ビニールだけでは無く当店には和紙風ビニール素材も取扱いがあるんです。そして、一口に提灯と言ってもご用途や設置環境、ご予算によりお薦めの素材が変わってまいります。
提灯専門サイトも運営しているSPの卸にお問い合わせ頂く方は提灯を初めて作るという方が多いと思いますので、本日はオリジナル製作に必要となる素材についてご説明させて頂きます。
ビニール素材の提灯
まず一番定番と言える当店でも売れ筋の《ビニール素材》です。
ビニール提灯の最大の特徴として価格も安価に製作出来、短納期での対応も可能な為、弊社でも一番注文の多い提灯でございます。
提灯は基本的に屋外で使用することが多いのですが、ビニール提灯は雨に強く、飲食店の看板や盆踊りや祭りの装飾など皆様が一番目にする機会が多い提灯です。
和紙では白(生成り)しかベースの地色はございませんがビニール提灯では本体色も基本的には赤と白がございましてお好きな色をお選び頂けます。
また祭やイベント装飾に使われる事の多い小さいサイズでは、赤と白以外に青・緑・ピンク・黄色の提灯もございます。そして、最近ではハロウィンでの需要が多く、オレンジ色の生地も開発致しました。
※オレンジ色に関しましては対応出来る提灯サイズ・形状は限られている為、一度担当者までご相談ください。
和紙素材の提灯
《和紙素材》はビニールには出せない独特の風合いがある為、高級感を演出したい飲食店様や神社・お寺などで使われている提灯でございます。
そしてビニール提灯との共通形状となる「長型」「丸型」だけでは無く、持ち手付きの「弓張提灯」や円柱のような形の「看板型」「桶型」提灯は和紙だけの形状もご用意致しております。
素材が和紙の為、雨には弱い素材となりますが、提灯専用のビニールカバーとセットにすること店頭看板などで屋外設置の使用も可能となります。
他に昔からの製法で「油引き」という提灯本体に油を塗り、撥水性を持たせる製法もSPの卸では対応可能となりますが、和紙自体が傷みやすくなる為、撥水性は増しますが耐久性の観点では通常のものと比べますと弱くなりますので、なるべく油引きはしないそのまま使って頂いた方がお薦めでございます。
和紙提灯は昔ながらのやり方で職人が一つ一つ手作業で製作する為、ビニールに比べますと納期はかかりやすいですが、弊社では多数の職人と提携することにより、短納期での対応も可能となっております。
和紙風ビニール素材の提灯
最後にご紹介させて頂きますのが新素材提灯となる《和紙風ビニール》となります。
見た目は和紙独特の風合いを残しつつ、雨にも強い為、屋外でもビニールカバー無しでまったく問題ございません。特徴を要約させて頂くとビニール提灯と和紙提灯の良いとこ取りをした提灯となります。
実際に一か月ほど屋外に出しっぱなしにして、雨がかかるように試してみたのですが、まったく問題ございませんでした。
お届けさせて頂いたお客様からは「本当に大丈夫?和紙が届いてるんだけど?」というお声を頂くくらい和紙提灯そっくりな見た目・風合いとなっております。
現在、和紙を使っていて雨に強いものに変更をお考えのお客様、はじめて提灯を作るが、雰囲気があり、雨に強い提灯をお探しの方に最適となり定番の和紙やビニールと比べるとオリジナル製作の際の価格が少し割高となってしまいますが、お薦めのメリット尽くしの和紙風ビニール提灯でございます。
今回は、SPの卸にて提灯製作をご検討頂いている際に良くご質問のある素材についてを重点的に解説させて頂きました!いかがでしたでしょうか?和紙・ビニール・和紙風ビニールと各々、素材により長所短所がありますのでお客様の設置環境や使用シーンに合わせてチョイスして下さい。
もし、オリジナル提灯作成に不安な点・不明な箇所がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい!Sワンくんより詳しい専門スタッフがご説明をさせて頂きます。
ご一読下さいましてありがとうございました!