のれんの豆知識!本仕立てと簡易仕立てって違いは何?そんな疑問を徹底解説!
こんにちは!Sワンくんです。
今月1日に投稿したフロアマット編に続きまして、何と6月2回目の投稿となります!
今回のお役立ち情報は、のれんの仕立てについて掘り下げてみました!当店でも製作実績の多い人気販促ツールとなりますので気になる方はチェックお願いします!
のれんをオーダーメイドでお作りする際には必ず仕立てが必要となってきます。
その中で今回は、チチや棒袋など上部の設置個所を除く周囲部分についてフォーカスをあてて解説をさせて頂きます。
そして、前述致しましたのれんの周囲仕立てには大きく分けて2種類「本仕立て」と「簡易仕立て」がございます。
のれんの本仕立てについて
こちら本仕立ては、綿と麻そして化学繊維と全ての生地が対応可能な暖簾製作における定番の仕立て方法となり生地を巾ごとに切り周囲を三つ折り縫製したのち繋ぎ合わせます。
その為、巾のスリット部分も縫製しており強度もございます。
基本的に弊社ではのれんを制作する際には通常、一般的に用いられる事の多い本仕立て製法でご提案させて頂きます。
しっかりとした上品な和の趣漂うのれん本来の仕上がりになります。
簡易仕立てと比較した際の特徴
- メリット
耐久性がありほつれにくい。
- デメリット
製作に要する納期とコストがかかる。
のれんの簡易仕立てについて
こちらは、簡易的に周囲をヒートカット加工で対応する仕立て方法となり化学繊維生地でのみ対応可能な方法となり綿・麻生地では出来ない加工となります。
理由としてヒートカット加工とは、熱によって生地を溶かしながら切る方法となりますので綿や麻では生地が焦げてしまう為、化学繊維特有の仕立て方法となります。
そして生地が溶け再び固まるため端部のほつれ防止処理にもなります。
ヒートカット加工とは、ポリエステルなどの化学繊維の切断に良く使われ、縫製を行なうなど手間をかけずに出る事もあり、短納期のイベントや大量に製作する場合はコストが抑えられ、納期が短く仕上げる事も可能となります。
本仕立てと比較した際の特徴
- メリット
納期・コストが抑えられる。
- デメリット
和の雰囲気を出せず耐久性に劣る。
のれんの設置場所やご使用用途でご提案が出来る仕立ては変わって参ります。もし、悩まれた際には是非お気軽に一度ご相談下さい。
のれんの仕立て…難しかったです。
やはり、一口でのれんと言っても奥深さを痛感してしまったSワンくんです。そして、まだまだ勉強不足も感じてしまいました・・・。
しかし!皆様に販促ツールのより良い情報をお届けする為に今後も、どんどん販促マスターに聞いて本ブログで発信します!
今後とも、どうぞSPの卸通信とSワンくんを宜しくお願いします!次回お楽しみに♪