写真やグラデーションも対応できるフルカラー対応の化学繊維のれん定番生地のご紹介!
あけましておめでとうございます!
2022年新年一発目のSPグッズ豆知識は何と暖簾についてです!
前回の仕立てに引き続きでごめんなさい。。。まだ生地が途中だったので、そちらを販促マスターに聞いてきました!と言い訳してみました。。。
しかし、豊富なのれん生地を覚えられる事は良い事だと思いますので今回も張り切ってスタート致します!
前回、ようやく綿素材のご紹介が終わりましたので今回からは暖簾に使用される化学繊維生地のご紹介をさせて頂きます。
化学繊維素材も数多く種類がありますので何回かに分けてご紹介させて頂きますのでお付き合いください。
- その前に・・・化学繊維生地のメリットって?
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「価格が安価に製作できる」
「色数による費用変動がなくフルカラーデザインも対応可能」
他にも沢山ありますが大きなメリットとしては上記2点となります。
①「テトロントロピカル」何よりも価格を重視したい方向け!イベント系の暖簾製作には 定番の素材です。
暖簾を製作する上で店舗や施設など通年を通して設置する場合には、やはり綿素材を使用した染めの暖簾を製作するケースが多いですが、ご予算の都合上やそもそもの設置用途としてイベント・催事などの短期使用等のケースの場合は、なによりも予算が大事になってくると思います。
その際にお勧めさせて頂いておりますのがこちらの「テトロントロピカル」となります。
のぼり旗に使用する「テトロンポンジ」の一段階厚手の生地となりますので、そこまで透けることもなく短期使用であれば問題ないクオリティとなります。
また、生地の費用の差だけでなくこちらの生地を選択した場合は基本的には仕立て方法も簡易的な仕様で算出させて頂いております。
本来の綿のれんとの仕立て相違点
綿の暖簾
周囲はほつれないよう縫製仕立て
上部チチ仕様の場合共チチ仕様
※共チチとはベース生地と同じ生地を使用という意味巾部分本仕立て
※1巾1巾作ったものをつなぎ合わせて縫製する製法が染めとなりますので背面から見た際もデザインが裏抜けしている
テトロントロピカルの暖簾
周囲ヒートカット
※化学繊維の為、熱でカットをしほつれない様にする上部チチ仕様の場合はのぼり旗用の白色チチテープを使用
巾部分ヒートカット
※1枚の生地にスリットを入れるだけの簡易仕様片面印刷となりますので背面から見た際は元の生地の白色となります。
※生地厚の問題で若干裏面に透ける場合も。
テトロントロピカルでも綿の暖簾のように本格的な仕立て・製法にすることも可能ですが、その分コストには転嫁されてしまいます。
短期用途がメインとなりますので、ベースとしては簡易的な仕様にてご案内させて頂いております。
ご希望やご予算に応じて対応させて頂きますのでお問い合わせ時に担当営業にご相談ください。
テトロントロピカルには仲間の生地がございます
「テトロントロピカル」の仲間として「テトロンポンジ」「テトロントロマット」という素材もございます。
生地の厚み(糸の太さの違い)が「テトロンポンジ」<「テトロントロピカル」<「テトロントロマット」となり、順に費用も変動します。
こちらもご用途や予算感に応じてお勧めする生地が異なってまいりますので都度ご相談いただければと思います。
②「ポリエステル帆布」 安価に見える素材で作りたくないが、どうしても多色やフルカラーデザインを取り入れたい場合はこちら!
こちらはSPの卸でも非常に人気の暖簾素材で、かなりの件数のご注文を頂いております。
素材としてはポリエステル100%の化学繊維なのですが、ぱっと見では化学繊維には見えない、本染め暖簾と見間違えるほどの綿風の風合いを出した生地となります。
そのため、先にご紹介した「テトロントロピカル」とは違って本染め暖簾と同じようなしっかりとした仕立てをベースとして製作させて頂いております。
こんな方にオススメの生地です
綿の染めで製作すると色数が多すぎて費用が高くなってしまう、、、
綿の染めで製作したいがグラデーションのあるデザインなので製作が出来ないと言われてしまった、、、
デザインが細かすぎるので染めだと潰れて再現ができない、、、
等の悪条件であってもこちらの生地であれば製作対応可能です。
ご予算を抑えたいのであれば片面印刷、しっかりとした物を製作したい場合は両面印刷をお勧めしております。
(両面印刷をすれば綿の染め暖簾と比べてもわからないくらいまでのクオリティです)
ポリエステル帆布の気になる仲間は?
仲間として「ポリエステル天竺」という素材も人気です。
ポリエステル帆布は「帆布」と名前がついているほど厚手でしっかりしている素材ですので、こちらはこちらでお勧めですが、用途として厚すぎない薄手の生地が良い!と言う場合には「ポリエステル天竺」がオススメです。
基本的には生地の厚さの違いくらいなのでフルカラーのデザインもきれいに製作でき、本格染めの暖簾に匹敵するクオリティで納品させて頂きます。
今回は化学繊維素材の人気の生地をご紹介させていただきました。
次回は化学繊維素材の中でもお問い合わせが多いポリエステル麻系の生地をご紹介させて頂きます。
新年一発目の販促マスターによるSPグッズ豆知識でした。いかがでしたでしょうか?
Sワンくん的には覚えるのがやっとの内容でした。。。まだまだ販促は奥深い。。。
のれんの仕立てが短期使用のテトロントロピカルだと変わると言うのが一番の新発見でした!
今後も、負け時と幅広く有益な情報を共有できるように頑張ります!
今年も宜しくお願いいたします!