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のれんを取り付ける上部の仕立てってどんな種類があるの?

のれんを取り付ける上部の仕立てってどんな種類があるの?

飲食店だけじゃなく店舗の間口と言ったら定番と言われる装飾品の「のれん」
けど、よく見てみると…棒を通す部分が、輪っかが沢山ついていたり、袋だけになっていたりと2種類ある事をSワンくんは気が付きました! こんな気になる内容は、販促マスターに聞くしか無いと思い今回は暖簾の上部部分の仕立てとなる取付箇所を徹底解説してもらいました!

上部仕立て部分の種類について

暖簾の上部仕立ては主に「共チチ」「棒袋」2種類ございます。

共チチ仕立て

共チチ

のれん棒を通す部分を等間隔に輪っか状にして上部に付ける仕立てになります。
江戸時代に関東地方でよく作られた仕立てから、関東風とも呼ばれます。

共チチ端補強部分

また、耐久性を上げる為に、左右の端部分だけ一つずつ輪っかを多く取り付ける方法もございます。

棒袋仕立て

棒袋

のれん棒を通す部分の生地を折り返し縫製を行ない袋状にする仕立てになります。その為、上部も隙間なく取り付ける事が可能です。
こちらは関西地方でよく作られた仕立てから、関西風と呼ばれております。

一般的には直径約60mm

また、のれん棒の直径サイズに関してもよくご質問を頂きますが、一般的なのれんの仕立てサイズが直径60mmとなっておりますので、基本的に直径30mm以下ののれん棒であれば問題なく取り付けが可能になります。

当、SPの卸は完全オーダーメイドですので、ご指定のサイズをお申しつけ頂けますとご希望サイズでお作りいたします。

共チチと棒袋って今は人気が高いのはどっち?気になる価格の違いは?

多数のオリジナルのれんの製作実績がございますが今は、地域差はなくお好みで決められるケースが一般的となります。
そして、あくまで個人的な感覚では縦長は棒袋・横長は共チチのケースが若干ですがあるような気はしております。

各々の追加の特徴としては
棒袋 ⇒ 風による捲り上げが少なく見栄えを維持しやすい。
共チチ ⇒ チチとチチの間に両サイド以外にものれん受けを設置する事で棒の撓みを防ぐことが出来る。
と言った事があげられます。

棒袋|風による捲り上げが少ない 共チチ|棒の撓みを防ぐことが出来る

そして質問の多い価格差と納期についてとなりますが、基本的に当SPの卸では仕立てによる価格・納期変動なく対応いたします。
しかし大ロットなどのケースにおいては棒袋の方が価格・納期ともにお薦めさせて頂く場合もございます。

ちょっと大まかとなってしまいましたが棒袋と共チチの違いについてご説明させて頂きました。
次回は、近日中に切れ目となる巾数についても記事をアップする予定です。

最後となりましたが、のれん製作は実績豊富のSPの卸に是非お任せください!お見積り無料となりますのでお気軽にご相談ください。

なるほど・・・輪っかと呼んでしまっていましたが「共チチ」「棒袋」と正式に名前があったみたいです。また知識が増えたSワンくんです。今度、どこかに自慢しに行かなきゃ!そして、次回の勉強内容も決まったのでますます暖簾マスターに近づけるのが嬉しいSワンくんです。
今回も長い文章となりお時間を取らせてしまいましたがご一読ありがとうございます。今後とも更新をお楽しみにお待ちください!