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綿以外の素材でも染め製法で暖簾作成が可能な麻生地のご紹介!

綿以外の素材でも染め製法で暖簾作成が可能な麻生地のご紹介!

今日も元気なSワンくんです!こんにちは!
今まで暖簾の生地編では綿素材をご紹介して来たのですが、なんと綿生地以外に染め製法でオリジナル製作が出来る生地があったんです!これには衝撃のSワンくんです。
そこで今回は、特別編として本染め可能な素材を全部紹介しちゃいます!

麻生地

前回のれんの生地のご説明では「綿素材」で織りや風合いに特徴のある生地を3種ご紹介させていただきましたが、今回は綿素材ではないけれど暖簾を製作する工場で扱っている生地のご紹介となります。

「生成麻」高級感を醸し出す麻生地の定番!ベージュっぽい・茶色っぽい生地。

麻生地(生成り)

高級素材の定番、生成麻です。

綿素材の風合いとは違ったシャリ感のある風合いの生地の為、涼しげなイメージを出すために夏用の暖簾として使用されるケースが多いです。
その他にも元の生地が風合いのある色の為(ベージュっぽい・茶色っぽい)こちらの生地を使用するだけで高級感のグレードが一段と増しますので高級料亭や高級旅館等で製作されることが多いです。

麻素材特有の繊維質の為、細かいデザインが不得意、色のぶつかりが不得意等ありますのでこちらの生地をご希望の方は販促のスペシャリストSPの卸の担当営業からご提案・ご案内をさせて頂いております。

基本的には生地本来の風合いを生かすため、ベタ地では無く生地に店名やロゴ等をワンポイントで入れるデザインをお勧めしています。

「白麻」 生成麻を漂白して真っ白にした高級感のある白麻生地。

白麻生地(晒し)

先ほどご説明させて頂いた生成麻を漂白して真っ白にした生地となります。

麻素材を使用してデザインの中に白色を使用したい、全体に色を付ける暖簾にしたいときに使用します。

生成麻を使用して全体に色を付けることも可能ですが、元の生地色が濃い色合いの為狙った色に染め上げるのが難しく、地色に色を付け、麻素材を使用したい場合はこちらの白麻を使用することがほとんどです。

白地デザインでもより麻の清涼感が感じられる仕上がりとなりますのでお勧めです。


ここからは暖簾では使用する事は、ほぼ無いですが染め製法でデザインを再現できる生地を追加でご紹介!

「エクスラン」アクリル繊維を使用した素材。旗を製作する際によく使用される生地。

エクスラン生地(アクリル)

暖簾で使用されるケースはほとんどないのですが、同じ工場で使用されている生地の為、ご紹介させていただきます。

エクスランは染めの中では唯一アクリル100%の化学繊維となります。
主には掲揚する社旗や国旗などフラッグに使用される生地となります。

良い意味で目が粗いので風抜けが良くその為、物持ちが良いとされる素材です。

入り口暖簾に強度と軽やかさが欲しい場合には珍しい素材なのですが選んでみてもほかとは差別化もできるので良いかもしれません。

今回、ご紹介させて頂いた生地でようやく綿素材系(本染系)が終了となります。
次回は暖簾に使用される化学繊維生地を順次ご紹介をさせていただきます。

皆様、お読みくださいましてありがとうございます!お疲れ様です!
次回からは、何とオリジナルのれん化学繊維生地の紹介となるみたいです!生地の多さにSワンくんは、頭の中がグシャグシャです(笑)
けど、しっかり覚えて説明が出来るように今日から復習頑張ります。過去のバックナンバーから皆様も一緒に復習頑張りましょう!