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風呂敷のデザインは生地にどうやって再現するんだろ?気になる製法を徹底解説!

風呂敷のデザインは生地にどうやって再現するんだろ?気になる製法を徹底解説!

こんにちは!お中元の包装に和風の風呂敷を用いたら風情を感じるなと思っているSワンくんです!
前回の風呂敷版では、サイズや生地について説明をさせて頂きましたが今回は、デザインをどう再現していくのか製法を専門スタッフに徹底解説してもらいます。

以前綿風呂敷・化学繊維風呂敷について記事で紹介しましたが、風呂敷は生地・製法の選択で伝統的な絵柄や風合いのもの、フルカラーで写真やイラストなど細かい絵柄の表現が出来るものなど選択する生地により幅広いデザインでSPの卸ではオリジナル作成が可能となります。

上記にてご説明の通り生地によって対応できる製法が異なってきますので、それぞれの生地に対応する基本的な4製法を紹介させて頂きます。

まずは綿素材で風呂敷作成する際の製法について

ブロードやシャンタンなどの綿素材への製法

一つ目に、昔ながらの雰囲気がでる反応染めという製法になります。

昔ながらの雰囲気 反応染め

本染めとも呼ばれ色数によって版を起こして1色ずつ染料を用いて染めていく製法になります。
繊維に着色するので染色後布の質感がやわらかく仕上がります。
伝統的な柄や和の雰囲気を重視する際は綿生地への染めがお薦めです。

二つ目が、反応インクジェットという製法

フルカラー印刷可能 反応インクジェット

反応染料を生地に直接吹き付けてフルカラーの絵柄が作成可能です。
フルカラーのデザインですと一般的に多いのは化学繊維へのプリントですが、SPの卸では綿の和風な雰囲気にフルカラーで印刷が可能です。
染めに比べてグラデーションなど絵柄の再現の幅も広がりますので多色使いのデザインの際におすすめです。

続きまして化学繊維素材で風呂敷作成する際の製法について

綿素材に比べて比較的安価で制作可能な化学繊維生地ですが、こちらについても代表的な2通りの製法を紹介致します。

ポンジ・メロンアムンゼンなど化学繊維生地への製法

一つ目が昇華転写というフルカラーでの製法となります。

小ロット製作にお薦め 昇華転写

こちらの製法はまず転写用シートに希望デザインを印刷し、印刷したシートの絵柄を生地に密着させて熱でプレスして絵柄を転写させる製法になります。
フルカラー対応で細かいデザインも再現可能です。
小ロットの際におすすめの製法になります。

二つ目が顔料プリントという製法になります。

大ロットなら安価に製作可能 顔料プリント

こちらの製法は反応染めのように色数ごとに版を起こす製法となりますが、仕様する着色素材が顔料になります。
顔料プリントは反応染めに比べて着色部分の質感が固くなりますが、数量が増えてくると安価で制作可能な製法となりますので商品の梱包用など予算を抑えて制作したい場合におすすめです。

染色方法などは生地・デザインによりご説明させて頂いた通り最適な手法が変わって参ります。
SPの卸の風呂敷スタッフにデザインや希望仕様をご相談いただけましたら、仕様に適した製法をご案内させて頂きます。

今回は風呂敷のデザイン再現に関する基本的な製法4種類について紹介させて頂きましたがいかがでしょうか?
本格的な染めそしてフルカラー。
デザインにあった最良な製法ってあるんですね。
ちなみにSワンくん柄を化学繊維にプリントする際には昇華転写が一番お薦めみたいです!
今回もお忙しい中ありがとうございます!次回の更新を楽しみにお待ちください!