生地目に特徴があり綿のれんでは特殊系の生地3種をご紹介！
こんにちは！そろそろみんな覚えてくれたかな？
SPの卸のイメージキャラクターのSワンくんです！
今まで全部で4回のれん作成に使用される綿生地についてご紹介してきましたが何と今回が最後となります！
のれん、しかも綿生地だけと言ってもホント生地の数って無数になるんだな…と実感しました。
最後だからと言って気を抜かず残り3種しっかり解説していきます！
ちなみに前回のれんの生地のご説明では「綿素材」で厚みや使用される用途が比較的限定的な生地を３種ご紹介いたしましたが、今回は生地目が特殊な高級感があり周りと差別化の出来る綿生地を3種ご紹介させて頂きます。
「楓」植物のかえでを連想させる模様が特徴的な生地
今回ご紹介する楓（かえで）は綿素材の中でも特徴的な織柄を施したもので、仮にシンプルなデザインの暖簾だとしても質感によって高級感のある仕上がりになる生地となります。
用途としましては楽屋のれんや高級店の入り口暖簾等、他とは一線を画して作成されたい場合等には大変オススメです。
特殊系綿素材3種の中では中くらいの生地厚となります。
※漂白されていない茶色っぽい・ベージュっぽい生成生地のご用意もございます。
「霞」薄手の特徴的な織柄が施された珍しい綿生地
特殊系綿生地3種の中では薄手の生地となり、似たような質感の生地では麻の代用生地としてよく用いられる「ブッチャー綿」に似た風合い・透け感のある生地となります。
何とも言い難い落ち着いた佇まいでブッチャー綿よりも特徴的な不規則な織柄となっており、こちらも楽屋のれん等の高級感を演出したい際にはお勧めの生地となります。
「牡丹」複雑な織りの厚手で重厚な質感の綿生地
特殊系綿生地3種の中では一番の厚手生地となり、生地の表面は綿素材の中で一番凹凸がある生地となります。
かなり肉厚のある生地となりますのでこちらを使用した暖簾は
かなりインパクトのある仕上がりになると思います。
生地が地厚・凹凸があるため、染色が背面まで浸透しなかったり、細かいデザインが苦手だったと不得意な面もありますが、上記制約を守っていただければ、ほかにはない特別な暖簾が製作できます。
今回も３種の生地をご紹介いたしましたが綿生地はようやく全種類紹介できました。
長々と説明が多い中、お読み頂きまして本当にありがとうございます！！
お客様の綿のれん製作でのお悩みやお見積りは、お気軽にSPの卸までお問合せ下さい。
そして、次回は綿素材ではないのですが同じ現場で作る綿素材以外の３種の取り扱い生地のご紹介をさせていただきます。
まだまだ、のれん生地編は終わりません。どうぞお付き合いくださいませ！
